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漆掻きのシーズンは、入梅から初冬までの約半年間。漆を掻いていく面を決め、幹に印をつける「辺付け」作業から始まる。見立ては職人の経験が頼り。
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6〜7月に採れる漆を「初漆」、8月は「盛り漆」、9月は「末漆」と呼ぶ。乾きや水分量、香りなどが異なるため、出荷の際にも区別する。なかでも、「盛り漆」はウルシオールの含有率が最も高く、最高の品質を誇る。
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採取した漆はその日のうちに漆樽に移し替え、乾かないように表面に油紙を密着させて貯蔵する。
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「殺し掻き」に特有の作業が「裏目掻き」と「止め掻き」。これまで傷をつけていなかった部分に深く傷をつけて最後の一滴まで大切に採っていく。
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伐採した枝を20日間ほど水に浸し、それから枝に傷をつけ、にじみ出てくる漆を採る。今では枝掻きをする職人は少ない。
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